回復心拍数とは、トレーニング直後から1分後の心拍数を比較し、どれだけ回復したか(下がったか)の値です。
回復心拍数 = 運動時心拍数 - 1分後の心拍数
この値が大きくなるほど、回復力が高く、心肺能力が高い/体力があるといわれています。
心拍数をどれだけ上げてから測定するかにより値が大きく変わりますので、一定以上心拍数を上げてから測定します。
比較のためには、同程度の心拍数から測定するようにするとより良いでしょう。
回復心拍数は、通常で20 - 50程度、60bpmを超えるとかなり良いといえるでしょう。
また、12bpmを下回るような場合、心肺機能に欠陥がある場合があるともいわれています。
現在の体力の目安、体力アップの目安にしてみてください。
バージョン6以降から、Zonesの回復心拍数を測定を行わなくても、1分後、2分後の心拍数を表示できるようになりました。
Zonesの初期リリース当時は、watchOSに回復心拍数を記録する機能はありませんでした。 現在では、watchOSが改良され、ワークアウト終了後の数分間、心拍数を継続して記録されるようになりました。
計測した回復心拍数は、ワークアウトの詳細画面で確認できます。
バージョン6以降では、インサイトの表示する項目に、「回復心拍数」を設定することはできません。
すでに設定されているインサイトは、引き続きご利用になれますが、インサイトの回復心拍数と、ワークアウト詳細の回復心拍数で、値が異なる場合があります。値の差は、測定のタイムラグなどにより発生しています。